言わずと知れた、the日本の寺!!である、東大寺をご紹介します
東大寺は「神仏霊場巡拝の道」の中心的な寺院でもあります

東大寺の創建と特徴

東大寺大仏殿

東大寺は正式名称を金光明四天王護国之寺といい、奈良時代の728年(神亀5年)に聖武天皇が建立したことで知られています

大和国国分寺を経て、全国の国分寺の中心、大仏(盧舎那大仏)を本尊とする東大寺に変遷しました
大仏は743年(天平15年)に大仏建立の詔を発布し、10年近い年月をかけて752年(天平勝宝4年)に開眼すると、さらに40年に渡って大仏殿を中心とする大伽藍を築き上げました

治承4年(280年)の南都焼き討ち、永禄10年(1567年)の兵火で大きな被害を受けましたが、復興により大仏は修復され、大仏殿も蘇りました
現在の大仏殿は江戸時代に再建された3代目のものになります

「奈良の大仏」として知られる本尊の盧舎那仏坐像は、高さ15メートルを誇る世界最大級の金銅仏で、大仏を収める大仏殿も幅57メートル、奥行き50メートル、高さ48メートルあり、木造建築としては世界最大級のものとなっています
創建当初はより大きく、幅約86メートルもあったとのことです

多くの文化遺産を残していることでも有名で、東大寺の倉で、明治以降は国が管理する正倉院に伝えられてきた聖武天皇由来の宝物類はシルクロードの歴史を今に伝えているものです

東大寺ご朱印