畿内の有名神社仏閣が名を連ねるテーマ別巡拝の決定版である神仏霊場巡拝の道をご紹介します

神仏霊場巡拝の道とは?

伊勢神宮(特別巡拝)をはじめとする、畿内の152の神社仏閣をめぐる巡拝のことです
宗教学者である山折哲雄氏が提唱し、明治維新以降の神仏同座の復活を目指し、2008年3月に125の神社仏閣が参加しスタート
その後、152の参加神社仏閣に拡大しています

神仏霊場巡拝の道:一覧

参加神社仏閣により構成される神仏霊場会が組織されており、定期的な会合と、改変、整備が行われており、今後も参加する神社仏閣が増加してゆくものと思われます

神仏霊場巡拝の道の魅力

神仏霊場巡拝の道の魅力は色々ありますが、そのいくつかを以下に取り上げてみます

畿内の有名神社仏閣により構成されている

神仏霊場巡拝の道の巡拝寺社は伊勢神宮に加え、畿内(和歌山・奈良・大阪・兵庫・京都・滋賀)に所在しています

神仏霊場巡拝の道:一覧

畿内は言わずと知れた悠久の都である京都を中心に古くからの神社や古刹が多く存在します

構成される神社仏閣には、伊勢神宮(三重)、熊野本宮大社(和歌山)、東大寺(奈良)、春日大社(奈良)、法隆寺(奈良)、住吉大社(大阪)、四天王寺(大阪)、生田神社(兵庫)、石清水八幡宮(京都)、清水寺(京都)、延暦寺(滋賀)等、神社仏閣に興味のない人でも一度は観光で巡拝したことのある寺社が含まれており、このテーマを仮に全て巡拝し終えることができれば、畿内における神社仏閣通を自称しても良いかと思える、錚々たる顔ぶれです

運営組織がしっかりしている

テーマ別の神社仏閣巡拝を行なっていると、運営組織がしっかりしていない巡拝だと、巡拝者にとって不便が生じたりすることが多々あります(例えば、ご朱印所が整備されていなかったり、そのテーマ自体がご朱印所の方が把握していなかったり…)

その点、神仏霊場巡拝の道は、神仏霊場会が組織されており、そもそも有力寺社によって構成されていることに加え、各々の寺社がこのテーマに強力にコミットしていることから、上記のような不便やストレスはありません

オリジナル書籍やグッズが充実している

神仏霊場会から以下の3点の書籍、グッズが出されています

2008年に発刊された、神仏霊場巡拝の道のオリジナルガイドブックです
構成される神社仏閣が鉛筆タッチの絵で描かれており、その寺社の由緒や歴史、見所が見開きで記載されており、読んでいるだけでも楽しい1冊です

2019年に発刊された最新版のオリジナルガイドブックです
こちらは2008年版を一新し、カラー写真とご朱印写真が掲載されており、読み物として大変楽しいです

また、神仏霊場会からオリジナルの参拝朱印帳が出されております
かなり分厚いものですが、巡拝に際してこのご朱印帳を持っていると、なんとなく心落ち着く気がしますし、152もの寺社のご朱印を収めることができるご朱印帳はなかなかないので大変使い勝手の良いものです

神仏霊場会のHPからも申し込みできますが、大方の構成される寺社のご朱印所でも販売されていますので、是非とも購入してみてください

巡拝の方法

畿内一円に所在しているため、近畿地方在住者でも簡単にはめぐることはできません
ましてやわたくしのような関東在住者にとってはかなり巡ることの難易度が高いテーマ別巡拝です

わたし自身は妻が京都出身であることから、妻との帰省時にまわったり、仕事柄出張が多いので、出張の傍ら、巡ったりしています(ちゃんと仕事をした後にプラスアルファで巡ります!サボっていません(笑))

他のテーマ別巡拝のように「順番」はありませんので、諸々のイベントと合わせてスケジュールを立てる際、常に頭の片隅に置いておいて旅程を組んでみてはいかがでしょうか

さいとうさん

畿内の有名どころの神社仏閣で構成されていて、教科書なんかでもみたことがあるところが満載です!
この152社を巡ることができれば、完全に畿内の神社仏閣通になれることは間違いなしです!!