中国地方の寺社の特徴

中国地方は古来より強大な国が存在していたことから神話の国を今に受け継ぐ伝統的なエリアです
鳥取県は中国山地に囲まれ、外部からの影響があまりなく、独自の文化が発展し、出雲神話ゆかりの神社が点在するほか、大山信仰などの山岳信仰が盛んで、奈良創建の古刹が多いのが特徴です

島根県は出雲独自の国生み神話や国譲り神話などで知られ、古代には強大な国が存在したエリアとなっています

また、吉備平定の伝説が残る岡山県や平安末期に武士勢力によって仏教文化が広がり、浄土寺や仏通寺など武家に崇敬され発展した寺社が多い広島県もあります

山口県は室町時代に勘合貿易により勢力を伸ばした大内氏によって、京と大陸の文化が融合した華やかな大内文化が花開き、「西の京」と呼ばれるほど繁栄しました

四国地方は四国八十八か所に代表される遍路文化が発達し、弘法大師ゆかりの寺院が発展しました

有名神社仏閣

鳥取県

宇倍神社

白兎神社

豊乗寺

三徳山三佛寺

島根県

出雲大社

月照寺

岡山県

吉備津神社

吉備津彦神社

広島県

厳島神社

浄土寺

山口県

住吉神社

出雲神社

浄瑠璃寺

四国のその他の寺社

金刀比羅宮

石鎚神社

大山祇神社

観音寺