九州/沖縄地方の寺社の特徴
福岡県は九州の中でも海外交易が盛んで、大陸文化が早くから流入したエリアで、大陸の玄関口という重要性から6世紀には太宰府が置かれました。また、古代から海の神への信仰が強く、宗像三女神をはじめとする海運を司る神社が多いのが特徴です
長崎県は海外との交流をもち、航海に関する寺社が多く、戦国時代にキリスト教が急速に広まったことから、多くの信徒が弾圧された歴史があります。江戸時代には出島を通じ、海外の情報や文化がもたらされた先進地域でした
大分県は古くから大陸文化に触れ、神仏習合が早くから進んだエリアで、豪族・宇佐氏が祖先神を祀ったのを起源とする宇佐神宮は八幡信仰の総本宮として武士の台頭とともに全国に広まりました
沖縄県は古くから東アジアの国々と交流を持ち、本土とは違う伝統と文化を育んでおり、東の海の果てに神々の国ニライカナイがあると信じられ、自然崇拝の伝統を受け継ぐ中で13世紀に琉球王朝が成立すると仏教が広まりました
有名神社仏閣
福岡県
宗像大社
太宰府天満宮
住吉大社
筥崎宮
水天宮
鎮国寺
佐賀県
唐津神社
長崎県
月読神社
海神神社
興福寺
熊本県
阿蘇神社
本妙寺
大分県
宇佐神宮
宮崎県
高千穂神社
妙国寺
鹿児島県
鹿児島神宮
最福寺
霧島神社
沖縄県
斎場御嶽
波上宮